くらしのワンポイント(2023年2月)なくならない乳幼児による加熱式たばこの誤飲に注意

ページID 1012847  更新日 令和5年2月1日

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加熱式たばこの画像

国民生活センターより加熱式たばこに関する注意喚起がありましたのでお知らせします。

「加熱式たばこ」はたばこ葉やそれを加工したものを燃焼させずに電気的に加熱し、エアロゾル(霧状)化したニコチン等を吸収するたばこ製品で、喫煙後の吸い殻はそのままごみに捨てても火災の危険はないとされています。


国内では2013年12月から販売が開始され、2016年から流行が顕著となっているとされており、一般社団法人日本たばこ協会の統計データによると、2021年度の加熱式たばこの販売数量は前年度比111.4%の460億本で、紙巻たばこ(937億本、前年度比94.8%)の半分程度となっています。


国民生活センターでは、2017年に加熱式たばこのたばこ葉の入ったスティックやカプセル(以下、「スティック等」とします)の誤飲事故について注意喚起を行いましたが、その後も同種事故が後を絶ちません。


医療機関ネットワーク(※1)には、6歳未満の乳幼児がスティック等を誤飲したという事故情報が2017年度以降の約6年間に112件寄せられています(2022年10月31日までの伝送分)また、近年新たに発売された、誘熱体として金属片が内蔵された加熱式たばこのスティックを誤飲したという事故も、医療機関ネットワークや医師からの事故情報受付窓口(以下、「ドクターメール箱」とします)に寄せられています。

※1・・・消費者庁と国民生活センターとの共同事業で、消費生活において生命または身体に被害が生じた事故に遭い、参画医療機関を受診した事故情報を収集するもの。
 

主な事例

事例1

本体に挿したまま置かれていた吸い殻を誤飲

事例2

わずかな間に、ごみ箱に捨ててあった吸い殻を口に入れてしまった

事例3

加熱式たばこのスティックを口にして、たばこ葉の部分がなくなっていた

事例4

加熱式たばこの吸い殻が入った飲み残しの飲料を子どもが飲んでしまった

事例5

ごみ袋から加熱式たばこの吸い殻を取り出してかじっていた

ドクターメール箱に寄せられた事故情報

事例6

こたつの上に置かれていた灰皿の吸い殻を誤飲して1日入院

事例7

保護者のかばんの中の吸い殻を誤飲して腹部レントゲンで金属片を認めた

トラブルの相談

市消費生活センター 電話:53-0505
毎週月曜から金曜日 午前9時から正午、午後1時から午後4時30分
(祝休日および年末年始を除く)

消費者ホットライン
電話:188(イヤヤ!)
 

 

下記の国民生活センターのリンク先には、商品テストの結果や消費者へのアドバイス等が掲載されています。ぜひご覧ください。

このページに関するお問い合わせ

企画部 市民サービス課
〒483-8701 愛知県江南市赤童子町大堀90
電話:0587-54-1111 ファクス:0587-56-5951
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