くらしのワンポイント（2023年1月）電熱ウェアの異常発熱に注意 -衣服の焼損、やけどを負った事例も-

国民生活センターより電熱ウェアに関する注意喚起がありましたのでお知らせします。

近年、モバイルバッテリーなどを用い、衣服に内蔵された電熱線を発熱させて温める防寒具が普及しています。ジャケット、ベスト、パンツをはじめ、グローブや靴下などもあり（以下、これらを「電熱ウェア」とします。）、テレビやインターネットの通信販売、ホームセンターなどで目にする機会が増えています。

 

危害・危険に関する事例

事例1

電熱ベストを使用していたら首元が焦げて穴が開いた。そのせいで他の衣服にも穴が開いた。

事例2

テレビ広告を見て電熱ヒーター内蔵ブルゾンを注文した。パジャマの上に着用したところパジャマが焦げてしまった。

事例3

店頭で購入した電熱ベストを後日着用したところ、やけどをした。背中に10円玉ほどの大きさの水疱が3つできていた。

品質・機能に関する事例

事例4

1年半前に加熱式のベストを購入した。最近加熱の具合が良くなく、いつまでたっても温かくならない。

事例5

1週間前に通販で買った電熱ベストの電源がすぐに落ちて温かさが続かない。業者に交換を求めるため電話したが繋がらない。

事例6

電熱式の加熱ベストを購入したところ電源が入らず、返品を求めたが商品到着後7日以内でないと返品は受け付けないと言われた。

トラブルの相談

市消費生活センター 電話：53-0505
毎週月曜から金曜日 午前9時から正午、午後1時から午後4時30分
（祝休日および年末年始を除く）

消費者ホットライン
電話：188（イヤヤ！）
 

 

下記の国民生活センターのリンク先には、商品テストの結果や消費者へのアドバイス等が掲載されています。ぜひご覧ください。

• 電熱ウェアの異常発熱に注意-衣服の焼損、やけどを負った事例も-（国民生活センター）（外部リンク）