くらしのワンポイント(2020年12月)

ページID 1008274  更新日 令和2年12月1日

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家の中の事故に気を付けましょう!

赤ちゃんがアイロンを触ってしまった図

 令和2年6月16日から18日にかけて、消費者庁が行ったインターネットアンケートによると、14歳以下の子どもがいる全国の20歳以上の男女3,109人のうち756人(24%)の方が、令和2年4月から5月末までの期間に子どもの事故またはヒヤリ・ハットの経験(事故に至らなかったものの、けがをしそうになった、危ない思いをしたこと)があると回答していました。このヒヤリ・ハットを経験した方のうち、500人を抽出して調査をしました。

 「事故・ヒヤリ・ハットの内容について起こった場所」との設問に対して、事故等の内容を見ると「落ちる」事故等が発生したとする回答が最も多く219件(43.8%)でした。

 また、事故等が起こった場所については、台所が168件(33.6%)と最も多く、外出自粛要請期間の影響もあり、自宅での料理の頻度が増えたことが関係している可能性が示唆されます。次にリビング137件(27.4%)、階段119件(23.8%)と続きます。

 

アンケートにおける場所別の事故防止策

台所(やけどや切る・刺さる事故等)

ベビーゲート等の柵で台所に入れないようにする

調理が終わった鍋やフライパンの取っ手がはみ出さないように向きを変える

炊飯器、ケトルなどは手の届かない高さに置く

包丁や刃物は使ったらすぐに棚や引き出しの奥の方にしまう

子どもが料理をする時は常に横で見守る

 

リビング(落ちる、転ぶ、ぶつかる事故等)

クッションマットを敷く

テーブルの角にクッション材を付ける

棚はしっかりと器具を使って固定する

子どもの手が届く窓には二重にロックをして開けられないようにする

 

階段(落ちる事故等)

ベビーゲート等の柵を付ける

滑り止めまたは手すりを付ける

コーナーにクッションを置く

なるべく物をもって上り下りしない

必ず手をつなぐか、嫌がるときは自分が先に降りて下からすぐ支えられるようにする

階段では走らないことを約束する

 

浴室または洗面所(溺れる事故等)

目を離さない、お湯を張ったままにしない

ドアを閉め、鍵をかける

 

 

 他にも、おもちゃやボタン電池などを誤って飲み込んでしまうという事例も発生しています。ものによっては重大な事故につなげることもあるので注意が必要です。

 子どもの動きは予測がつかない上に、ずっと目を離さないでいるのも困難です。年末年始は家で過ごす時間が多くなるかと思います。事故を防ぎ、万が一何かが起きたときでも危害を最小限にできるよう、子どもの目線に立って、家の中の家具・家電の置き場所等、危険な場所・物をもう一度見直してみましょう。

 

 

トラブルの相談

市消費生活センター 電話:53-0505

毎週月曜から金曜日 午前9時から正午、午後1時から午後4時30分

(祝休日および年末年始を除く)

 

消費者ホットライン

電話:188(イヤヤ!)

 

 

このページに関するお問い合わせ

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