くらしのワンポイント(2021年6月)

ページID 1009622  更新日 令和3年6月1日

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「新型コロナワクチン詐欺 消費者ホットライン」の受付状況について

予防接種の図

国民生活センターでは、新型コロナワクチンの接種に便乗した消費者トラブルや悪質商法に関する相談を受け付けるため、令和3年2月15日(月曜日)より「新型コロナワクチン詐欺 消費者ホットライン」(以下「ワクチン詐欺HL」)を開設しています。
ワクチン詐欺HLでは、2月15日(月曜日)から4月22日(木曜日)までに741件の相談等を受け付け、そのうちワクチン詐欺が疑われる相談件数は17件でした。
 

 

相談事例

【事例1】スマートフォンに「ワクチン接種の優先順位を上げる」というメッセージが届いた

先月下旬、スマートフォンに「新型コロナウイルス接種の優先順位を上げる。2週間以内に振り込めば、入金確認後に接種日をお知らせする」という内容のメッセージが届いた。そこには居住地の都道府県名と、私の携帯電話番号が記載されており、金額は約10万円、振込先は大手銀行の支店だった。問い合わせ先として所管省庁の窓口と電話番号も記載されている。

【事例2】「ワクチンを優先的に接種できる」と所管省庁をかたった電話があった

先日、ワクチン接種の所管省庁の担当者と名乗る人物から電話があり、私の氏名を告げた上で「高齢者は順次ワクチンを接種するが、基礎疾患がある人は特別に早く接種できる。優先的に接種したいか」と言われたが断った。その後、今日になって再度同じ人から連絡があり、また接種するかと聞かれたので、役所に確認すると伝えたら電話は切れた。私の個人情報を細かく知っており、怖くて不安。

 

【事例3】余ったワクチンを案内していると電話があった

数日前に、ワクチンの関係団体のようなところから電話があった。「医療従事者から順次ワクチン接種が始まっているが、余った枠を案内している。新薬なので費用は約50万円だ」とのことで、私の名前や住所を知っているようだった。その後また同じような電話があり「詐欺ではないのか」と指摘したら電話が切れた。

 

消費者へのアドバイス

  • 新型コロナワクチン接種を受ける際の費用は、すべて公費負担です。「ワクチン接種の費用」「優先して接種を受けるための費用」など、ワクチン接種に関連付けて金銭を求められても決して応じないでください。
  • 行政機関(国や市町村等)や団体等が、「ワクチン接種に必要」などと言って個人情報や金融機関情報などを電話やメールで聞くことはありませんので、個人情報や金融機関情報などを聞かれても答えないでください。ワクチン接種に必要な「接種券」「接種のお知らせ」は市区町村から届きます。
  • 少しでも怪しいと思ったり、不安な場合は、国民生活センター「新型コロナワクチン詐欺 消費者ホットライン」または最寄りの消費生活センターへご相談ください。

 

トラブルの相談

国民生活センター「新型コロナワクチン詐欺 消費者ホットライン」
電話:0120-797-188

市消費生活センター 電話:53-0505
毎週月曜から金曜日 午前9時から正午、午後1時から午後4時30分
(祝休日および年末年始を除く)

消費者ホットライン
電話:188(イヤヤ!)

このページに関するお問い合わせ

企画部 市民サービス課
〒483-8701 愛知県江南市赤童子町大堀90
電話:0587-54-1111 ファクス:0587-56-5951
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。