円空仏薬師如来像 日光菩薩像 月光菩薩像

ページID 1004049  更新日 令和2年1月17日

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  • 所在地 村久野町
  • 所有者等 音楽寺
  • 種類 彫刻
  • 指定年月日 昭和43年12月2日
写真:円空仏薬師如来像外
円空仏月光菩薩像(左) 円空仏薬師如来像(中) 円空仏日光菩薩像(右)

円空仏とは円空の彫った鉈彫りの仏像のことです。円空は寛永9年(1632)美濃の国に生まれた修験僧で、窟の中で修行し、仏像を彫ったので窟聖と呼ばれました。世の人を救うため、北海道・東北・東海・関西・関東などを尋ね歩き一生に十二万体もの神仏像を彫り、寺社へ奉納したり、個人の求めにも応じました。薬師如来は万病をなおし、人の寿命を延ばすことを本願とする仏で、その信仰は広く民間に生き続けてきました。日光菩薩・月光菩薩は、薬師如来の両脇に立つ像で、脇侍といいます。
 この円空仏は、延宝4年(1678)、円空が45歳のころの作品と思われ、彼の最も充実した時代の仏像です。荒削りの中に円空の技が生き、仏の慈顔・ほほえみがあふれています。

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