木造如意輪観音菩薩座像

ページID 1004010  更新日 令和2年1月17日

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  • 所在地 宮後町
  • 所有者等 常蓮寺
  • 種類 彫刻
  • 指定年月日 昭和51年3月29日
写真:木造如意輪観音菩薩座像
高さ42センチ 膝張り33センチ

如意輪観音は、如意宝珠の三昧に住し法輪を転じて、六道の衆生の苦を抜き利益を与えることを本願とする観音菩薩であります。普通の形は、六臂で頭をやや右に傾け、右膝を立て左膝を折って坐り、右の第一手は頬にそえ、左の第一手は左膝の外方にのばして地に触れる触地印を結び、左の一臂は肘を折って上方に法輪を、右の一臂は胸前に宝珠を捧げる姿が多く、頭には宝冠をいただく。
この如意輪観音は、本堂正面の大きな厨子に納まっています。蓮台座・光輪背・持物を除く仏身は、鎌倉時代のものと考えられ、左膝の衣文褶曲などはすばらしい。胎内に入っている半身の像は後のものであります。

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