江南市国民健康保険の現状と財政状況

ページID 1007926  更新日 令和5年10月20日

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1.被保険者数の推移

 被保険者数は、後期高齢者医療制度への移行者の増加、社会保険の適用拡大などの理由により、年々減少を続けています。
 また、0歳から74歳までの年齢構成は、【0歳~19歳】の割合が8.6%、【20歳~39歳】の割合が11.8%と非常に少なく、反対に【65歳~74歳】の割合が47.1%と被保険者全体の半数近くを占めています。

図1 年度末における被保険者数の推移

図2 年度末における被保険者の年齢構成の推移

2.一人あたり保険給付費の増加

 保険給付費(医療費のうち保険者が負担する費用、出産育児一時金、葬祭費など)の総額は、被保険者の減少により減少していましたが、令和3年度は増加し、令和4年度は再び減少に転じています。
 また、保険給付費の総額を被保険者数(各年度の平均被保険者数)で割って算出した、一人あたり保険給付費(被保険者一人に対して1年間に要する保険給付費)は、被保険者の高齢化や医療技術の高度化などにより、年々増加しています。

図3 保険給付費(決算額)の推移

図4 一人あたり保険給付費(決算額)の推移

3.財政状況(令和4年度決算)

 歳入のうち、約8割を県支出金と繰入金が占めており、残りを国民健康保険税などで賄っています。また、歳出は、約7割を保険給付費が占めています。

図5 令和3年度決算状況

 江南市は、被保険者の負担を抑えるため、基金の取り崩しや一般会計からの繰入れを行ってきました。
 しかし、一人あたりの保険給付費が年々上昇を続ける中で、一般会計からの繰入金は削減・解消することが求められており、財源の確保が厳しくなっている状況にあります。
 

表1 令和3年度の決算状況における一般会計繰入金及び基金繰入金の状況

図2 令和3年度末基金状況

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