ご家庭でできる水害時の衛生対策と消毒方法

ページID 1004254  更新日 令和2年1月14日

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例年、梅雨から台風の時期に集中豪雨・ゲリラ豪雨による浸水被害が市内でも発生しています。集中豪雨により局地的に大雨が降ると、家屋への浸水被害が発生する場合があります。浸水した場合は、洗浄し十分に汚れを除去して消毒してください。ただし、日光が当たる場所では、消毒薬を使用する必要はありません。

床下浸水の場合

  1. 家の周囲や床下などにある不要なものや汚泥などを片付けてください。
  2. 床下は新聞紙などで吸水し、扇風機などで強制的に換気するなど乾燥に努めてください。
  3. 汚れた家具や床・壁などは、水で洗い流すか、雑巾で水拭きするなどしてください。
  4. 電気配線や家電製品は、安全のため専門家の点検を受けてください。

床上浸水の場合

床下浸水の場合に加え、下記の対策をしてください。

  1. 水が引いた後、ぬれた畳や家の中の不要な物を片付けてください。
  2. 食器類や調理器具などは、水洗いして汚れをきれいに洗い流してください。
  3. 食器棚や冷蔵庫などは、汚れをきれいに拭き取ってください。

家庭で使いやすい消毒薬とその使い方

塩化ベンザルコニウム液10%(逆性せっけん)

家具や床などの消毒に適しています。

  • 使用濃度…0.1%(10%製品の場合薬剤10mlを1ℓの水で薄める)
  • 使い方…雑巾に浸して拭いてください。ゴム製品への使用はさけてください。

次亜塩素酸ナトリウム6%(市販のハイターなど)

衣料品や飲食器具の消毒に適しています。

  • 使用濃度…0.06%(薬液の100倍の水で薄める)
  • 使い方…薬液に5分程度浸した後水洗いしてください。金属には使用できません。

消毒薬の配布について

広域にわたり浸水が発生し、消毒薬が必要な場合、市より塩化ベンザルコニウム(逆性せっけん)を配布します。各地区自主防災会の防災倉庫に背負い型噴霧器がありますのでご協力をお願いします。

このページに関するお問い合わせ

健康こども部 健康づくり課(江南市保健センター)
〒483-8157 愛知県江南市北山町西300
電話:0587-56-4111 ファクス:0587-53-6996
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。