緊急時 安心 “水の隣組”マップ作り(平成22、23年度採択事業)

ページID 1001802  更新日 令和2年1月17日

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事業実施団体:江南市水道工事店協同組合、まちづくり江南市民会議

「災害時協力井戸標示板」を設置しました!(平成24年3月15日)

 平成24年3月12日(月曜日)、災害時協力井戸の所在地を示す標示板を取り付けました。
 標示板作成に際し、市民活動への若い世代の関心を高める目的を兼ねて、愛知江南短期大学にデザインを依頼しました。そうしたところ、後期授業のプログラムに組み込んでくださり、多くの学生の皆さんの協力を得て作成することができました。
 また、取り付け作業も学生の皆さんと一緒に行いました。井戸を一本一本回り、水汲みを体験したり、覗き込んで深さを確認します。井戸の所有者とのふれあいもあり、「この井戸は、私のおばあちゃんがお嫁にくる前から、150年活躍してるんだ。」「今も利用していて、洗濯や草木の水やりに使ってるよ。」「夏は水道水より井戸水の方が冷たくておいしいんだよ。」と、いろいろな話を聞かせていただきました。「おいしいから食べてみて。」と、井戸水で育った立派なネギをいただく場面も。
 井戸を通して、地域の人の温かさに触れ、井戸の知識とともに地域を愛する気持ちを養う貴重な1日になりました。

写真:愛知江南短期大学の授業風景

写真:標示板

写真:取り付け作業の様子1

写真:取り付け作業の様子2

写真:取り付け作業の様子3

写真:取り付け作業の様子4

市長へ平成22年度の成果を提出しました!(平成23年6月30日)

 江南市水道工事店協同組合とまちづくり江南市民会議は、市内に点在する井戸の調査をし、緊急時に使用可能な「防災井戸」のマップを作成しています。緊急時、行政の救助体制には限界がある中で、最も大きな力となるのが、市民一人ひとりの力や地域のコミュニティーのつながりであると考え、井戸の共同利用を通して、住民同士の結びつきや地域のつながりを強化し、災害に強い安心・安全なまちづくりを行うことが目的です。
 平成22年度は、200箇所以上の個人所有の井戸を調査しましたが、そのデータを地区ごとにまとめた「井戸調査・診断書」を、この度、市長に提出しました。市長からは、「東日本大震災以後、以前にも増して水の大切さが言われ、井戸の存在が見直されています。いただいた調査結果を今後の防災行政に活かす方法などを検討していきたい。」と、お礼とねぎらいの言葉がありました。今年度は事業所所有の井戸を調査し、情報の充実を図っていきます。

写真:市長へ成果を提出しました1

写真:市長へ成果を提出しました2

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