いちいがし

ページID 1004067  更新日 令和2年1月17日

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  • 所在地 北山町
  • 所有者等 八剣社
  • 種類 天然記念物
  • 指定年月日 昭和50年3月27日
写真:いちいがし
高さ:10メートル、目通り:4.15メートル
枝張り:東西22メートル、南北:18メートル

ぶな科に属し、暖地の常緑喬木で、樹皮は暗褐色で半ば剥離しています。葉は互生有柄で長さは10~15センチ程、表面は深緑色で平滑でありますが、裏面には黄褐色の毛が密生しています。雌雄同株で5月に新枝の下部より、黄褐色で5~10センチほどの雄花の花穂を垂れ、上部の葉腋には雌花をつけます。堅果は秋に熟し楕円形で褐色、長さ2センチ内外で、殻斗は浅く椀形である。実は食べれば食べ得る程度です。本樹は神木になっていて、木の周囲にはしめ飾りが施されています。そして、幾条もの枝の先には木の間が見えないほどに葉が生い茂り、石棚で保護された姿は神域を守るにふさわしく、見るからに荘厳です。八剣社の創立時期は明らかではありませんが、天文19年(1550)に再建されています。それから考えると神木が八剣社の歴史とともに栄えてきた樹齢の推定は500年をくだらないだろうと言われています。

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