藤

• 所在地 前野町
• 所有者等 天満社
• 種類 天然記念物
• 指定年月日 昭和53年4月15日

天満社は文永5年（1268）前野村開拓の祖である、前野右馬三郎兵衛時綱が勧請し、その後再建され、境内社を合祀し現在にいたっています。今では、前野町の氏神で菅原道真公と天照大神をお祀りしています。
藤は川原や森に自生し、マメ科の落葉蔓性木本に属し、花は淡紫色で蝶形の総状（房状）で長く垂れています。近年は色々の花の色が生み出され鑑賞用としても親しまれています。この藤は、古くて大きく市内では他に類をみないということで市の文化財に指定されています。
藤といえば市の文化財の宝庫曼陀羅寺の「藤」も開花の頃は壮観です。江南市では昭和48年12月に市の花に藤を選定し、シンボル花となっていることは周知のとおりです。