「百日紅」(サルスベリ)

ページID 1004033  更新日 令和2年1月17日

印刷大きな文字で印刷

  • 所在地 山尻町
  • 所有者等 山尻町
  • 種類 天然記念物
  • 指定年月日 平成27年6月3日

写真:百日紅


この百日紅は、山尻町の共同埋葬墓地内にあり、樹高8.0m、枝張り東西9.5m、南北11.1m、根元より二股に分かれており、幹の周囲は北東1.3m、南西1.5mであります。樹齢は170~220年の古木です。
百日紅は、中国南部原産でミソハギ科サルスベリ属の落葉中高木であり、江戸時代前期に日本に伝来したと言われています。
百日紅は釈迦入寂の場にあった娑羅樹に近いと考えられたことや、伝来した頃は一部の高僧や特権階級しか扱えなかったことから神社や寺院などに植えられていることが多いです。
山尻町の百日紅はこの地域では類を見ない大きな古木であり、時の有力者により植えられたと考えられ、歴史上価値の高いものであります。また、昔より地域の信仰の対象として「願掛け」や「祭事」などが行われ、長く地域の暮らしに融け込んだ関係でした。今後もさらなる成長が見込まれ、市にとって大変重要なものであります。

このページに関するお問い合わせ

教育部 生涯学習課
〒483-8701 愛知県江南市赤童子町大堀90
電話:0587-54-1111 ファクス:0587-56-5517
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。