新ごみ処理施設建設事業講演会（平成27年2月21日）講演会後に実施したアンケートでいただいた意見

　講演会に参加いただいた43人の皆さんに対してアンケートをお願いし、23人（小淵区7人、南山名区5人、山那区11人）からいただきましたご意見・ご提案をお知らせします。
　なお、このご意見・ご提案は、当日講演会後に回答いただいたものであり、山名3郷の皆さんの総意ではありません。

小淵区

候補地の再考

• 安全性は理解するが、北浦地区でなく宮田で建設して欲しい。
• 速水先生の講演会は全般的な問題点として説明を受けました。今回の江南市北浦地区での建設については、江南、扶桑緑地公園が近接しており、風向きによっては直接排出ガスの発生も考えられる。北浦は江南市北部緑地推進地区でもあり、何とか宮田地区への検討もお願いしたい。
• 第一に安全安心がいちばん思う事。今一度場所の選定を。環境にやさしい施設。

進め方への提案

• 大変参考になりました。お互いのコミュニケーションが必要。
• ゴミ焼却施設の安全性を強調されても、だからといっても般若の候補地に選定された理由に人家が少ないことがある。本当に安全なら、それは選定事由に入れてはならない。そうしたことが不信につながる。施設の必要性は理解するので、住民と対話を重ね、よりベターな方向でやって頂きたいです。

情報の提供

• 先に規模、予算、性能を出し、地域対策案を出し地域住民の理解を求める。場所はそれから。20年で撤去するのか。

環境への不安

• 新ゴミ処理建設反対。将来の子供に負荷をかけさせない。ダイオキシン類の害については将来必ず問題発生する。

南山名区

進め方への提案

• 非常に参考になりました。特に小淵地区の方を対象に検討された方が良いと思います。
• 小淵地区の理解を得る為、説明会・話し合いを精力的に行い、少しでも理解を深める努力をしてほしい。「講演会」はこれを最後にして、各人の意見を聞く「住民説明会」に変えるべき。
• 最悪の場合は、住民投票に切換え、ごみ処理施設を建設するべきである。扶桑三郷の同意は、いつまでたっても賛同を得ることはできない。

情報の提供

• 排ガスの拡散シミュレーションを実施し、具体的数値を示し、住民に対する安全、安心を示すべきだ。

ごみ減量の推進

• ゴミ減量（少）化への対策、対応が講演の内容になかったのが残念。

山那区

情報の提供

• 他市町村の焼却場現場（関係者）等の話を聞きたいです。
• 講演会の内容で、良い事ではなく、悪い事（事故）が起きた時にどう対応したのかの話が聞きたい。（悪い事はかくさない。）
• 住民と行政との話し合いの場が少なく、コミュニケーションが取れていない感じがする。必要な情報を公開し、積極的に話し合いの場を設けて頂きたい。
• どこに施設を建設しようと、排出される物質はゼロではないので、施設は迷惑施設ということになる。万が一事故等で処理しきれない場合でも、周辺住民の健康に影響を及ぼさないような場所に建設するのが望ましいが、この地域にはそんな場所はない。できるだけ影響が少ない場所として中般若町北浦は北側は川で、広い河川敷もあり、影響を受けるとしたら南東部の山名3郷だけである。ここの住民が行政が絶対に健康被害を引き起こさないことを信頼することができるのなら、コスト面でも山奥に建設するより有利なので、容認できるものになると思う。行政側が誠意ある正直な説明をし、情報を開示して施設を透明に運用していくことを望む。また2市2町で発生したごみ以外、例えば放射性のゴミが燃やされるようなことになれば、化学物質以外に放射性物質で汚染されることになるので、政府や県から要請されても断固として断ることを政府に表明しておいて欲しい。

候補地の再考

• 安心安全な施設であるのならば、この地域にこだわらず、賛成の多い地区での建設を考慮できないのでしょうか？講演会の開催地についても一考願いたいです。
• 熱回収施設併用ならば江南市の中央でよいでしょう。木曽川べりでは施設（熱回収）する施設は建設は無理でしょう。扶桑町山名小学校、保育園、北中学校、幼稚園があり、健康に配慮してもらうように冷暖房完備等々。
• 推進派である方の講演でなく、中立的な立場の方の意見を聞きたい。また、建設候補地の問題を小淵区は提起しており、候補地をしぼったいきさつをしっかり説明されたい。宮田地区はなぜだめなのか。交通の便は宮田の方がよいのでは。北浦は混んでいる。

進め方への提案

• 講演だけの話で、江南市の話し合いが無い為不満。
• ゴミの処理場の具体的な事は解かりませんが、色々な意見が出ると思いますので、参加していきたい。
• 昨年ごみ処理施設建設についてのアンケート調査を実施。その結果を7月頃回覧にて発表されました。賛同が20％、条件付賛同が47.7％、反対30％であったと思います。反対の理由、条件付賛同の条件の人口別内容について、今日現在、対策、取組について行政としてどう考えているのか。先回、今回と2回の講演を2回実施されておりますが、これにて対応が終わったと考えているのか？条件付賛同は付けた条件が満たされなければ反対であります。今後住民に充分理解される対応が求められると思います。

その他

• 速水先生の話が大変よかったと思います。