報光寺の山門

ページID 1004065  更新日 令和2年1月17日

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  • 所在地 古知野町
  • 所有者等 報光寺
  • 種類 建築物
  • 指定年月日 昭和50年12月2日
写真:報光寺の山門
楼門 桁行7.8メートル 梁間6.45メートル
山廊 桁行3.5メートル 梁間3.15メートル
本瓦葺 楼門造り

報光寺はもと天台宗で、薬王寺と呼んでいましたが、現在は真宗大谷派の宗門で、親鸞上人の相続をうけた性信坊が寺を再建し、高雲山報光寺と改号しました。寺の前に立つと大変立派な楼門があります。「楼門」とは初重に屋根がない二階造りの門のことを言います。この山門は、明治9年小牧市三ツ淵正眼寺より買い受け移築されたものであると言われています。この山門は、中央に楼門があり、左右対象に山廊が付いています。楼門は欅造りで壮大な建築であり、山廊には火頭窓がつき楼門への梯子が付いています。
この建造物は近世末期の建築で、市内寺院の山門でも一際目立つ存在で、1,796坪(5926.8平方メートル)の境内にふさわしい建物です。楼内の二層内部には釈迦三尊像を祀り本堂には阿弥陀如来像が安置されています。そして山門より本堂に通じる敷石が西方浄土に到達する白道であり、唐の善導大師が説いた二河白道をかたどったものであると言われています。

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