廣間家の門

ページID 1004063  更新日 令和2年1月17日

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  • 所在地 布袋町
  • 所有者等 廣間正美
  • 種類 建築物
  • 指定年月日 昭和50年12月2日

写真:廣間家の門


現在、廣間家にある門は、明治初年の廃藩置県の時、生駒家にあった中門をもらいうけ、移築したものです。
この中門は、欅(けやき)造りで、門の正面には海鼠(なまこ)壁(漆喰(しっくい)などの外壁に平瓦を貼り付け、その目地を漆喰でかまぼこ形に盛り上げたもの)が施されており、意匠をこらした棟瓦・鬼瓦には、往時の面影を残し実に見事なものです。一般の訪問者は外門をくぐって玄関の方へ通じたものですが、中門を通り庭石を伝ってお座敷へ通されるのは、特別な人に限られていました。また、主人が外出する時は、中門から駕籠に乗って出かけたため、門の南袖には駕籠の棒を挿した穴がついています。近世の貴重な建造物で、個人の所有としては大変珍しく、市の文化財として指定されました。

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