第2 救命の連鎖と市民の役割

ページID 1001887  更新日 令和2年1月17日

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 急変した傷病者を救命し、社会復帰させるために必要となる一連の行いを「救命の連鎖」といいます。
「救命の連鎖」を構成する4つの輪が素早くつながると救命効果が高まります。
4つの輪の内3つは、現場に居合わせた市民のみなさんによって行われることが期待されます。
市民のみなさんは「救命の連鎖」を支える重要な役割を担っているのです。

1.心停止の予防

 「救命の連鎖」における「心停止の予防」は、急性心筋梗塞や脳卒中の初期症状に気づいて救急車を要請することです。
また、子供の心停止の主な原因には、怪我・溺水・窒息などがありますが、いずれも予防が可能です。

2.心停止の早期確認と通報

 早期認識は、突然倒れた人や、反応のない人を見たら、直ちに心停止を疑うことで始まります。
大声で叫んで応援を呼び、119番通報を行って、AEDや救急隊が少しでも早く到着するように努めましょう。

3.一次救命処置

 心臓が止まると15秒以内に意識が消失し、3~4分以上放置しておくと脳の回復は困難となります。
心臓が止まっている間、心肺蘇生により心臓や脳に血液を送り続けることは、AEDによる心拍再開の
効果を高めます。また、心拍再開後に脳に後遺症を残さないためにも重要です。
救命の可能性は、時間と共に低下しますが、救急隊到着までの短時間であっても救命処置をすること
で高くなります。

グラフ:心臓と呼吸が止まってからの時間経過と救命の可能性

グラフ:1か月後社会復帰率
〔改訂5版 応急手当講習テキスト 救急車がくるまでに〕より引用

電気ショックを救急隊が行った場合と市民が行った場合の1か月後社会復帰率
救急隊が電気ショックを行った場合(5,973例)のうち社会復帰1,129例(18.9%)
市民が電気ショックを行った場合(1,030例)のうち社会復帰446例(43.3%)

 突然の心停止は、心臓が細かく震える「心室細動」によって生じることが多く、この場合、心臓の動きを正常に戻すには電気ショックによる「除細動」が必要となります。
市民のみなさんが電気ショックを実施した場合の社会復帰率は、救急隊が実施した場合よりも2倍という実績があります。市民のみなさんによるAEDの使用が重要であることの証明です。

4.二次救命処置と心拍再開後の集中治療

救急救命士や医師は、あらゆる手段を用いて傷病者の社会復帰を目指します。

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