江南市の概要

ページID 1004553　更新日令和6年4月8日

沿革

江南市の場所を示した位置図

江南市は濃尾平野の北部、清流木曽川の南岸に位置し、東西6.1km、南北8.8km、面積30.20平方キロメートルの市域を有する都市です。地形は木曽川左岸扇状地で全般に平坦で、木曽川の恵みを受けた肥沃な扇状地であり、温暖な気候・風土と相まって、暮らしに最適な自然環境となっています。名古屋市から20km圏に位置し、公共交通機関で約20分で結ばれるなど利便性が高く、ベッドタウンとして都市化が進み、愛知県尾張北部の主要都市となっています。また、木曽川をはさみ岐阜県側の地域との交通結節点ともなっています。

江南市は、古くは先土器時代から人が住み、その後4世紀から6世紀の古墳時代にかけて、二子山古墳や富士塚古墳などが造られました。荘園の時代を経て、戦国時代には織田信長や豊臣秀吉が若き日を過ごし、江戸時代に入ると36か村が明確になりました。

17世紀ころ築かれたお囲い堤により洪水の危険がなくなると、新田や宮田用水が開発され肥沃な土地を活用した農業が発達しました。明治時代になると養蚕などが盛んになり、絹織物産業が行われるようになりました。その後、化学繊維（人絹）による織物も生産されるようになり、絹・人絹織物産地となりました。また、大正元年には現在の名鉄犬山線が開通し、周辺都市との結び付きが強くなりました。

昭和29年6月1日に丹羽郡古知野町・布袋町、葉栗郡宮田町・草井村の4か町村の合併により江南市が発足し現在に至っています。

市の木「くろがねもち」

写真：市の木　くろがねもち

枝は黒みをおび、葉は互生した楕円形の常緑高木です。
自然の美を生かした緑化推進を願って昭和48年12月7日に制定されました。

市の花「ふじ」

写真：市の花　ふじ

古くから鑑賞用植物とされ、万葉集にも詠まれています。
市民に幅広く親しまれると共に美化運動の推進を願って、昭和48年12月7日に制定されました。

市の大きさ

東西：6.125km
南北：8.760km
周囲：32.0km
面積：30.20平方キロメートル

令和4年気象データ

平均気温：16.5℃
最高気温：38.9℃
最低気温：-3.2℃
年間降水量：1756.5mm
年間降水日数：120日
平均湿度：61.6%

人口・世帯数

区分	昭和29年 6月1日現在	令和6年 3月末現在	前月比
人口	43,716人	98,389人	-196
男	20,391人	48,285人	-82
女	23,325人	50,104人	-114
世帯数	8,173世帯	43,007世帯	+86

産業（令和2年国勢調査）

15歳以上就業者数：47,013人

第1次産業
- 農業：374人
- 林業：1人
- 漁業：0人
第2次産業
- 製造業：11,975人
- 建設業：2,805人
- 鉱業：3人
第3次産業
- 卸・小売業：6,928人
- サービス業：2,561人
- 医療・福祉：5,734人
- 運輸業・郵便業：3,741人
- 飲食店・宿泊業：2,330人
- その他：9,071人
分類不能の産業：1,490人

工業（令和3年経済センサス‐活動調査）

事業所数（従業者4人以上）：162所
従業者数：4,423人
製造品出荷額：1,138億56万円

商業（令和3年経済センサス‐活動調査）

商店数：573店
従業者数：4,897人
商品販売額：1,395億1,700万円

農業

2020農業センサス

農家数：857戸
（内訳自給的農家：752戸、販売農家：105戸）
経営耕地面積：96ヘクタール
（内訳田：33ヘクタール畑：63ヘクタール樹園地：1ヘクタール）

作況調査（野菜）

特定野菜生産量（令和3年産）
- 春ダイコン：1,130トン（愛知県下2位）
- 秋冬ハクサイ：336トン（愛知県下7位）
- 秋冬ネギ：305トン（愛知県下2位）