ドライマウス

ページID 1004132  更新日 令和2年1月17日

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ドライマウスは、さまざまな原因で唾液の分泌量が低下し、口の中が乾燥する病気です。糖尿病や腎不全などの病気や、ストレス、筋力の低下、さらには薬剤の副作用で起こることもあります。
ドライマウスに対し、診断の中心的な役割を果たすのは、口腔のスペシャリストである歯科医です。歯科での実際の治療には、人工唾液や保湿ジェルなどを用いる対症療法、唾液分泌促進剤による薬物療法、筋機能療法などがあります。
ドライマウスは全身疾患のひとつの症状として口腔に現れることが多く、歯科と医科の連携が非常に重要です。ドライアイを併発しているなら眼科医と、更年期障害なら婦人科医と連携して診ていきます。高血圧症に用いられる治療薬(降圧剤)はよく口の中が乾きますので、循環器内科と連携し薬剤の変更や減量で対処していきます。また、シェーグレン症候群(※)は、膠原病を専門とする内科医の協力を得ることになります。
このようにドライマウス治療においては歯科医が窓口になります。口の乾きを覚え、生活の不便を感じるようになったらお近くの歯科医に相談していただきたいと思います。

※シェーグレン症候群…涙腺・唾液腺などに慢性的に炎症が生じ、乾燥症状が起こる膠原病の一種

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