男女共同参画社会を目指して(コラム)
みんなが幸せな社会のために167
女性に対する暴力をなくす運動
国の関連省庁主唱により、「女性に対する暴力をなくす運動」が実施されます。
実施期間は令和5年11月12日(日曜日)から11月25日(土曜日)までの2週間です。
暴力は、その対象の性別や加害者・被害者の間柄を問わず、決して許されるものではありませんが、特に配偶者等からの暴力、性犯罪・性暴力、ストーカー行為、売買春、人身取引、セクシュアルハラスメント等女性に対する暴力は、重大な人権侵害であり、男女共同参画社会を形成していく上で克服すべき重要な課題です。
特に、女性に対する暴力の根底には、人権の軽視があることから、人権の尊重のための意識啓発や教育の充実を図ることとされています。
内閣府男女共同参画局が報告している「女性活躍・男女共同参画の現状と課題(令和5年7月)」によると、配偶者暴力相談支援センターへの相談件数は、令和2年度に過去最高となり、高水準で推移しています。DV相談者は、30代・40代が半数以上(57.0%)を占めること、相談内容の約6割(64.8%)が精神的DVを含んだ相談となっています。また、全国にある性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターへの相談件数は、年々増加し、令和4年度は前年度比7.4%増であります。ワンストップ支援センターへの相談者は女性が大半を占めますが、男性からの相談も電話では約1割となっています。年齢は、電話相談、面談とも20 代以下が約7割であります。面談では、4割以上を10代以下が占めており、中学生以下に限っても、約2割に上ります。
「DV防止法」でDVから守る体制が整えられています。江南市ではDV防止に向けた普及啓発を実施し、DVに対する相談・支援体制を充実させ、関連機関と連携し、DV等被害者の保護に努めています。
もしも悩みを抱えていたら、ひとりで抱え込まず相談をしてください。
なお、このほかにも男女共同参画に関する情報やデータは内閣府ホームページ(https://www.gender.go.jp)で閲覧することができます。
◆相談窓口 DV相談ナビ ♯8008(はれれば)
※最寄りの配偶者暴力相談支援センターにつながります。
DV相談プラス 0120-279-889 24時間電話相談
※SNS・メールでもご相談いただけます。
性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター ♯8891
このページに関するお問い合わせ
企画部 市民サービス課
〒483-8701 愛知県江南市赤童子町大堀90
電話:0587-54-1111 ファクス:0587-56-5951
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