北朝鮮による核実験に抗議する決議

ページID 1001276  更新日 令和3年2月2日

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平成29年決議第1号(議決日:平成29年9月11日)

 2017年9月3日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は、6回目の核実験を強行した。北朝鮮は、この実験がICBM(大陸間弾道ミサイル)に搭載可能な水素爆弾の実験と発表している。ことしに入っても弾道ミサイルを繰り返し発射し、8月29日早朝には、日本の上空を越えて弾道ミサイルを発射した。このような挑発行為は、世界の平和と安定にとって重大な脅威である。
 このことは、北朝鮮に対し核・ミサイル開発の放棄を求めた、国連安保理決議、6カ国協議の共同声明、日朝平壌宣言に違反する暴挙である。
 ことしは、広島・長崎に人類初の原爆が投下されてから72年となる。
 核兵器の開発は、70年を経ても後遺症に苦しみながら「核兵器のない世界」を訴え続けている被爆者の願いに背くものであり、国際社会における核兵器禁止条約の採択、核軍縮、不拡散の取り組みに挑戦する極めて遺憾な行為であり、国際社会が希求する「対話による解決」に逆行するものである。
 本市は、1986年に国際平和都市宣言を行い、国際社会の平和を希求し活動しており、世界の平和と核廃絶に背を向ける行為に対し厳重に抗議する。
 北朝鮮が国際社会の一員として、核実験及び安保理決議に違反する行為を今後中止するよう強く求める。

 以上、決議する。

平成29年9月11日

日本国愛知県江南市議会

提出先
 朝鮮民主主義人民共和国
 国務委員会委員長 金 正恩

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