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施政方針

平成29年市議会3月定例会「施政方針」

 市長に就任して以来、早や1年10か月が過ぎようとしています。この間、対話と市民の皆様の目線を大切にした行政運営を基本に、市民の皆様が明るい未来を想像でき、住み良さを実感できる、市民の皆様の暮らしを第一に考えた市政運営に全力で取り組んでまいりました。
 日本全体で少子高齢化に加え、人口減少が急速に進む中、私達は、子育て世代や次世代を担う子ども達にとって魅力あるまちづくりを、これまで以上に考えていく必要があると考えております。国におきましては、一億総活躍の未来を切り拓き、少子高齢化の壁を越えるため、働き方改革や保育・教育環境の改善などを進めているところでございます。
 本市におきましても、「住みたくなる子育て先進市」を目指し、今年度から子ども医療費の全額助成を中学生まで拡大するとともに、学童保育所の設置を前倒して進めるなど、子育て環境の充実に努めてまいりました。
 こうした環境整備とあわせまして、本市の特徴や素晴らしさをより多くの方々に知っていただくため、今年度から本格的なシティプロモーションの取り組みを始めたところでございます。現在、子育て世代を主要なターゲットとして、名鉄名古屋駅や名古屋市営地下鉄伏見駅での大型ポスターの掲示、テレビコマーシャル、イベントへのブース出展など、「暮らしが花ひらく生活都市。江南市」を「江南ブランド」とした積極的なプロモーションを展開しておりますが、今後も、本市の、あるいは、本市で生活する上での魅力を、市内外にアピールしてまいりたいと考えております。
 布袋地区につきましては、鉄道高架化事業をはじめ、関連する基盤整備を進めている中、布袋駅東側に新たな賑わいの拠点を創出するため、公共施設整備に関する基本計画の策定とあわせまして、施設の整備及び管理・運営について、民間活力導入の可能性調査を進めているところでございます。この調査結果を踏まえまして、今後の事業展開について検討してまいりたいと考えております。
 新ごみ処理施設建設事業につきましては、平成29年4月に設立されます尾張北部環境組合が主体となって事業を進めてまいります。本市としましては、地元のご意見をしっかりとお聞きし、安心安全でより良い施設となるよう努めてまいります。
 平成29年度は、江南市戦略計画の計画期間の最終年度となるため、平成27年度に策定しました「江南市まち・ひと・しごと創生総合戦略」、「江南市人口ビジョン」を踏まえた、平成30年度からの10年間の市の羅針盤となります第6次江南市総合計画を策定してまいります。策定にあたりましては、本市の将来をともに考え、ともに創造していくため、市民の皆様との協働により取り組んでいるところでございます。来年度は各地区で説明会を開催するなど、より多くの市民の皆様と対話していきたいと考えております。今後につきましても、引き続き、市民の皆様の声をしっかりと伺い、本市の将来を見据えた行政運営を行っていく所存でございます。

 それでは、平成29年度の予算編成の基本的な方針について、ご説明申し上げます。
 我が国の経済は、内閣府による1月の月例経済報告では、景気はこのところ一部に改善の遅れもみられるが、緩やかな回復基調が続いていると見込まれております。
 一方、本市の財政は、市の一般財源の根幹をなす市税が、全体として増額すると見込まれるものの、少子高齢化への対応や多額の財政負担が必要となる大型事業を抱えており、健全な財政運営を継続するために、市民ニーズに沿った事業の見直しを展開し、計画的で効率的な財政運営を進めていく必要があります。
 こうした状況を踏まえて、施策方針に掲げた各分野の取り組み事項に基づき編成しました平成29年度の当初予算は、一般会計で293億8,913万8,000円、平成28年度に比べて7.8%の増でございます。特別会計は5会計で、その総額は228億2,182万円、平成28年度に比べて4.6%の増でございます。水道事業会計は23億2,102万2,000円、平成28年度に比べて15.0%の増でございます。全会計あわせますと、545億3,198万円で、平成28年度に比べて6.7%の増であり、積極的な予算編成を行いました。


 こうした状況の中、平成29年度におけます主な施策につきまして、市民の皆様にお示しいたしました私の公約に沿って述べさせていただきます。

教育の分野

 まず、一つ目は、「『教育の分野』 子どもから大人まで輝きを引き出す」でございます。
 「コミュニティ・スクール事業の推進」としましては、平成29年度から古知野西小学校と西部中学校をコミュニティ・スクールに指定するとともに、現在、準備を進めています古知野北小学校、草井小学校、北部中学校に加え、残る全小中学校を新たにコミュニティ・スクールの実践校に指定し、設置に向けた準備を進め、子どもたちの豊かな成長を支え、地域とともにある学校づくりを推進してまいります。
 「情報教育の推進」としましては、各小学校のパソコン教室のデスクトップ型パソコンを各教室でも活用できるようタブレット併用型パソコンに更新するなど、教育用ICT機器を活用した情報教育を推進し、児童の情報活用能力を育成するとともに、各普通教室に教師の授業用としてタブレット型パソコンや出力装置等を整備し、教師の授業改善を図ってまいります。
 「スクールソーシャルワーカーの配置」としましては、生徒指導上の問題を解決するための支援として、新たにスクールソーシャルワーカーを配置し、学校、家庭、その他関係機関が連携した教育相談体制を整備してまいります。
 「新体育館建設事業の推進」としましては、平成30年度の開館に向け、防災拠点施設を兼ね備えた新体育館の建設工事を進めてまいります。

高齢者の分野

 二つ目は、「『高齢者の分野』 みんなで助け合う安心な江南(まち)づくり」でございます。
 「市民の足としての公共交通の再構築」としましては、第6次江南市総合計画や江南市都市計画マスタープラン等の見直しなど、市のまちづくりに連動した検討をしてまいります。
 「第7期江南市介護保険事業計画及び高齢者福祉計画の策定」としましては、地域包括ケアシステムの推進と、介護保険制度の持続可能性の確保に向けて、計画を策定してまいります。
 「高齢者のサロン活動の支援・充実」としましては、社会福祉協議会へ生活支援コーディネーターを3名配置して、高齢者のサロン活動の立ち上げや人材の育成を支援し、地域のサロンに気軽に参加できるようにするなど、引きこもりや介護予防に取り組んでまいります。

子育ての分野

 三つ目は、「『子育ての分野』 住みたくなる子育て先進市に」でございます。
 「保育園の環境整備」としましては、低年齢児が楽しく、安全に遊べるよう、小鹿保育園始め3園の保育室の床をクッション性のあるものに改修するなど、保育環境の向上に努めてまいります。また、草井保育園始め5園の調理室に空調設備を設置するなど、環境の改善にも努め、安全な給食を提供してまいります。
 「学童保育の拡充」としましては、古知野東小学校、古知野南小学校及び布袋小学校の学童保育施設を整備することで、市内10校区全ての学童保育の対象学年を小学4年生までに拡大するなど、児童の受け入れ態勢の充実を図ってまいります。
 「子ども医療費の助成」としましては、中学3年生までの子どもの通院医療費を引き続き全額助成し、子育てしやすい環境と子どもの健康保持に努めてまいります。

健康の分野

 四つ目は、「『健康の分野』 10万人の健康づくりで江南(まち)を元気に!」でございます。
 「がん検診の受診率の向上」としましては、がんの早期発見・早期治療につながるよう、あらゆる機会を捉えてがん検診の意義について周知し、受診率及び精密検査実施率の向上に努めてまいります。
 「こうなん健康マイレージによる健康への自己啓発の推進」としましては、こうなん健康マイレージ事業に家族全員で参加していただき、健康への意識の啓発と自己予防によります医療費の削減に努めてまいります。
 「データヘルスの推進」としましては、江南市国民健康保険加入者を対象とした保健事業の実施計画としまして、第2期データヘルス計画を策定し、被保険者の健康保持と増進を図ってまいります。

暮らしの分野

 五つ目は、「『暮らしの分野』 市民の暮らし第一で江南(まち)はもっとよくなる」でございます。
 「交通安全施設の整備・充実」としましては、交通安全施設の設置及び管理を実施していくとともに、関係機関と協力し、交通事故防止や円滑な交差点交通の確保に努めてまいります。
 「市民生活相談の充実・知識の向上」としましては、消費者被害の未然防止・利益擁護のため、消費生活センターを設置し、相談及び啓発など、体制の強化・充実を図ってまいります。
 「福祉計画の策定」としましては、市の福祉施策全体を統括し、基本理念・基本目標・施策・事業を定めます地域福祉計画の策定を進めるとともに、障害を抱えた方が地域で安心して暮らしていくことができるよう、障害者計画及び第5期障害福祉計画を策定してまいります。
 「生活困窮者への自立相談支援の推進」としましては、生活保護に至る前段階の自立支援策の強化を図るため、生活困窮者自立相談支援事業を継続して実施してまいります。
 「都市計画マスタープラン及び立地適正化計画の策定」としましては、第6次江南市総合計画の策定にあわせ、新たな施策や土地利用方針を反映し、緑の基本計画を統合する都市計画マスタープランを策定するとともに、人口減少や超高齢社会を見据え、将来にわたり市民の皆様の都市生活を持続させていくため、集約型都市の形成を推進する立地適正化計画を策定してまいります。
 「江南駅前・布袋駅東の開発の検討」としましては、都市計画道路江南通線街路改良事業を行うことにより、江南駅西の円滑で安全な交通環境を確保し、交通混雑の緩和に努めてまいります。
また、布袋駅付近鉄道高架化事業を進めるとともに、布袋駅東地区におきましては駅前広場及び周辺道路、浸水被害を軽減するための雨水排水路等の基盤整備を行うことにより、快適なまちづくりを進め、駅周辺に人の賑わいを呼び込んでまいります。
 「主要市道、橋りょう等の整備の促進」としましては、道路施設の安全性を確認するため定期点検を実施し、必要に応じて修繕を行うことにより、主要市道や橋りょうの整備を計画的に進めてまいります。また、道路側溝、舗装工事を実施し、生活道路等の安全性の確保及び利便性の向上に努めてまいります。
 宮田導水路周辺におきましては、小杁町、小脇町地内の宮田導水路の改修が完了したことにあわせて、県道浅井犬山線から一般廃棄物最終処分場へつながる道路を整備し、道路交通の安全性確保に努めてまいります。
 木賀南交差点におきましては、交差点改良工事を実施し、交差点全体の線形を改良することで、渋滞の解消に努めてまいります。
 「市内浸水地域の早期対策」としましては、雨水貯留施設の整備を推進するとともに、県に対し河川の調節池等の早期整備を強く要望してまいります。また、市民の皆様に担っていただく対策であります雨水タンク等の雨水貯留浸透施設や浸水被害の軽減につながる浸水防止施設の設置件数の向上に努めるなど、浸水対策を進めてまいります。
 「空家対策の推進」としましては、市内全域で実施しました空家等実態調査の結果を踏まえ、空家等対策計画を策定し、空家等に関する施策を総合的かつ計画的に推進してまいります。
 「基幹管路の更新」としましては、水道事業創設時に布設しました基幹管路の地震被害を最小限に抑えるため、更新計画にあわせて耐震化を図ってまいります。

危機管理の分野

 六つ目は、「『危機管理の分野』 想定外とは言わせない、災害に強い人づくり江南(まち)づくり」でございます。
 「BCP(業務継続計画)の策定」としましては、地震等による大規模災害時におきまして、復旧体制の構築と同時に、行政機能の中断を最小限にとどめる全庁的な計画を策定してまいります。
 「災害情報機器の適切な運用」としましては、緊急地震速報等の緊急情報を速やかに伝達するため、同報系防災行政無線等の適正な維持管理に努めてまいります。
 「消防体制の充実」としましては、女性用仮眠室改修工事を実施するとともに、消防業務において、女性消防職員が活躍できる機会の増加に努めてまいります。また、女性消防団員の全国女性消防操法大会出場にあわせて、装備を充実させるとともに活動を支援してまいります。

経済の分野

 七つ目は、「『経済の分野』 企業誘致と地域ブランド戦略の推進」でございます。
 「計画的な企業誘致」としましては、私自らのトップセールスをはじめ、様々な方法により市内外の企業に本市の立地環境の良さや各種優遇制度を積極的にPRし、安良区域への企業立地並びに市内企業の定着を推進してまいります。
 「江南市民花火大会の開催支援」としましては、江南の秋の風物詩として定着しました花火大会を開催することにより、木曽川の恵みに感謝し、子どもから大人まで全ての市民の皆様に夢と活力を与え、地域の活性化及び振興を図るため、江南市民花火大会実行委員会へ補助金を交付するとともに、その運営を支援してまいります。
 「農業振興の推進」としましては、次世代の担い手の確保を図り、若い新規就農者が継続的に農業参入できるよう支援してまいります。
 「農業基盤整備の推進」としましては、農業用施設が常時利用でき、農業従事者が安心して農業に従事できるよう、老朽化が進行しています畑地や水田などのかんがい施設の更新事業を引き続き実施してまいります。

環境の分野

 八つ目は、「『環境の分野』 環境循環都市の実現」でございます。
 「資源ごみリサイクルステーションの設置」としましては、市民の皆様の資源ごみ排出の利便性を向上させるための取り組みとしまして、和田町にあります環境事業センター内に、常設の資源ごみ収集場所であるリサイクルステーションを、平成29年6月1日に開設できるよう進めてまいります。
 「下水道普及率の改善」としましては、中期的な目標であります汚水処理の早期概成に向け、発注方法などの工夫によりコスト縮減を図ることで、年次の整備面積を増大し、県下最低レベルの下水道普及率の向上に努めてまいります。

改革の推進

 最後に「改革の推進」でございます。
 「協働型社会の構築」としましては、地域で活動する団体が地域課題に対し、創意工夫を凝らして取り組む、地域をつなげ、地域を良くしていこうとする事業に対し補助金を交付し、協働型社会の構築を進めてまいります。
 「タウンミーティングの開催」としましては、地域に出向き、市民の皆様と直接お話しをすることにより、良好なコミュニケーションと信頼関係を築きながら、地域の課題や夢を本市の市政に活かしてまいります。
 「ホームページ運営事業の推進」としましては、障害者差別解消法が施行され、高齢者や障害を抱えた方を含め、誰もがホームページ等で提供される情報や機能を支障なく利用していただけるよう改善してまいります。
 「公共施設再配置計画の策定」としましては、平成27年度に策定しました江南市公共施設等総合管理計画で定めました公共施設マネジメントの基本方針等を踏まえ、公共建築物の長期的な視点に立った計画的かつ効果的な再配置を実現させるため、公共施設再配置計画を策定してまいります。
 「近隣市との広域連携による事業費の削減」としましては、電算システムの経費削減や事務の効率化を目指し、犬山市との基幹系システムの共同調達とともに、システムの共通化によりますクラウドサービスの活用に向けた取り組みを進めてまいります。

 以上、私の施政に対する所信を述べさせていただきました。
 限られた財源の中で諸事業、諸施策を効果的かつ効率的に実施していくためにも、職員が主体性を持って業務を進めることができる職場環境をつくるとともに、引き続き、市民の皆様との対話を基調としながら、各方面からのご意見、ご要望を市政に反映させ、「市民の笑顔があふれるまち 郷土を愛し誇りがもてるまち 江南」の実現に向け、全力を傾注してまいる決意であります。
 何とぞ市民の皆様方の深いご理解とお力添えを賜りますよう、心よりお願い申し上げまして、平成29年度の市政運営の方針とさせていただきます。

問い合わせ

市長政策室 秘書政策課 秘書グループ
TEL 0587-54-1111 内線294

江南市役所 法人番号3000020232173 〒483-8701 愛知県江南市赤童子町大堀90 TEL:0587-54-1111 FAX:0587-54-0800
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