3年にわたる藤の再生及び公園の改修工事を終えた曼陀羅寺公園(江南市前飛保町)で「市制55周年記念 第44回江南藤まつり」が、4月18日(土)から5月6日(休)の19日間にわたり開催されました。
今年は全国的に暖かい春を迎えたことで、例年の開花時期よりも数日早く開花が進み、4月の下旬には、園内12種類約60本の藤はもちろん、ボタン、ツツジ、シャクナゲなどが満開となり、花の甘い香りが園内を包みこみ、期間中は約43万7千人の観光客で賑わいました。特に、再生工事により甦った藤は、昨年よりも房が多くなり、見事な花びらを付けて垂れ下げて、見る人を驚かせました。
期間中、公園内広場では「『武将が結ぶ絆』徳島・江南の交流展」と題したパネル展や、戦国時代に活躍した江南市出身の「江南市縁の7人の戦国武将」写真展、また、平成20年に行った「第7回江南藤まつり写真コンテスト入賞作品展示コーナー」を設置しました。その他に、「防犯啓発コーナー」としてのパネル展示を行いました。
4月18日(土)、早咲きの藤が美しく咲き始めた頃、晴天の中で開催式が行われました。引きつづいて、太鼓演奏や市内小・中・高等学校による学校演奏会があり来場者を楽しませてくれました。
4月29日(祝)には、「江南市縁の7人の戦国武将行列」を行いました。昨年に引き続き、織田信長の室「吉乃」とその娘の「徳姫」の役を市内の方から募集し、イベントに花を添えていただきました。公園内ステージにおいて、日本甲冑武者隊のみなさんによる勇壮な出陣式を行った後、折り紙の兜を被った一般参加の子供たちと共に、曼陀羅寺本堂へ向けて園内一円を行列しました。また、甲冑の試着体験コーナーでは、子供からお年寄りまで多くの方に体験していただけました。
戦国武将行列に併せて企画された「武功夜話展」では、戦国武将たちの青春の舞台がつづられた、古文書「武功夜話」について、江南郷土史研究会の協力を得て広く紹介し、多くの方に江南の歴史について触れていただくことができました。
5月3日(祝)には、「第10回曼陀羅寺嫁見まつり」のお披露目が、公園内ステージにて行われました。これは、法然上人の命日の法要が行われる旧正月に過去1年間に結婚した新婦が婚礼当時の姿で姑に伴われて曼陀羅寺に詣でるという伝統行事をまつり期間中のイベントとして再現したものです。藤に劣らぬ美しさのお嫁さんを一目見ようとたくさんの観光客が集まりました。また、午後からの鳴子踊り大会では、参加チームによる総踊りや各チーム演舞などが披露され会場は大いに賑わいました。
5月5日(祝)には、「環境エコパフォーマンスショー」を行い、実験を交えて環境エコを呼びかけるパフォーマンスで、子供から大人まで楽しみながら学んでいただきました。ショーの合間に行ったアルミ缶アートコーナーでは、廃品のアルミ缶に絵を描く飾り作りに、多くの子供たちが夢中になって取り組んでいました。また、子供向けにバルーンアートのプレゼントを行い、多くの子供たちに喜んでいただけました。
また、まつり期間中の土日・祝日の7日間、曼陀羅寺公園・音楽寺・フラワーパーク江南・すいとぴあ江南を結ぶ無料シャトルバスを運行し、延べ約1千2百人の方に利用していただき観光客の利便を図りました。
来年に向け、藤は成長しその力を蓄え、1年後にも再び優雅で鮮やかな花を咲かせてくれることでしょう。来年も皆様を歓迎し、心から来園をお待ちしております。